ビオルチアシャンプーを解析して全成分の効果と副作用をわかりやすく解説しています。それぞれの成分を一つ一つ掘り下げて具体的にどんな効果が期待できるのか解析しています。
ビオルチアシャンプーを解析
メーテルとのコラボも話題のビオルチアシャンプーは美容師と毛髪診断士がタッグを組み開発した育毛シャンプー。
育毛剤ブランドとしても有名なソーシャルテックが新たに販売した育毛シャンプーでしたが、最近「髪がサラサラになる」と口コミで噂が広まり、若い女性や芸能人にも愛用されるようになった知名度のあるヘアケアシャンプーなんです。
そこで今回の記事ではビオルチアシャンプーを
- 成分の安全に配慮性は?
- どんな効果が期待できる?
- どんな人におすすめ?
などなどサイト内にて、ひとつひとつ丁寧にビオルチアシャンプーを解析しながら疑問や情報を解決していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ビオルチアシャンプーを解析した結論は?
毛髪診断士・美容師が開発したということで、配合されている成分がとにかく頭皮・髪に優しいものばかり。
ドラッグストアなどで売っている安価なシャンプーとは違い、石油系界面活性剤などの成分は含まれていないため、頭皮環境が気になる方に最適のシャンプーです。
植物系成分やオーガニック成分が豊富に配合されているので、ノンシリコンでありながら、洗い上がりは全くキシキシしない快適な洗い上がりを実感できるかと思います。
ボリュームアップ効果が期待できる成分配合となっているので、地肌が透けたり勢いが気になり始めた方が使うと、より実感しやすいです。
「頭皮環境を整えるためにより良いシャンプーを選びたい!」と考えている人は、一度試してみることをオススメします。
ビオルチアシャンプーを解析 | 全成分の効果と副作用を解析
ここからは実際に、ビオルチアシャンプーに含まれる全成分を解析していきたいと思います。
チャップアップスカルプケアシャンプーの全成分を解析
- 水
- コカミドプロピルベタイン
【解析ポイント】
両性界面活性剤。洗浄剤としての陰イオン界面活性剤な部分と、コンディショナーとしての陽イオン界面活性剤の部分を併せ持つ界面活性剤です。
主には主洗浄剤の粘度調整や洗浄力の緩和、コンディショニング作用の付与を目的に使われます。
両性界面活性剤単体で使うと皮膚に刺激性があるため、メインでは用いられることは少ないです。組成名ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン水溶液といいます。
- ココイルグルタミン酸2Na
【解析ポイント】
アミノ酸型の洗浄剤の中でもとりわけエモリエントで、単体では泡立ちが非常に少ないですが、肌に非常にソフトで、高いコンディショニング作用があります。
ベビーシャンプーやダメージヘア用シャンプーで頻出します。他の泡立ちを補助する界面活性剤との併用が必須。
- コカミドメチルMEA
【解析ポイント】
コカミドメチルMEAは、一般的なコカミドDEAより起泡性や持続性・泡量が優れています。
- トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース
- ラウロイルアスパラギン酸Na
【解析ポイント】
アミノ酸型洗浄剤ですが、粘膜刺激が低く、洗浄力も温和で、それなりに泡立ちがあり、とても使用感がソフトで使いやすい洗浄剤です。
高価な部類の洗浄剤ですが、特に肌に優しいシャンプー作りの中で使用感も両立させたい場合に重宝するでしょう。
- セバシン酸ジエチル
【解析ポイント】
二塩基酸ジエステルで、モノエステルに比べ溶解性・浸透性が良く、軽い感触、薬剤浸透の効果があります。
- グリセリン
【解析ポイント】
肌の表面を保湿する素材で、安全に配慮性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
- メチルグルセス-20
【解析ポイント】
メチルグルセス-20は潤い感のある皮膜を形成。ナチュラルな使用感と保湿性が特徴のメチルグルコシド誘導体です。
- ココイルトレオニンNa
- ラウリン酸ポリグリセリル-10
親水性乳化剤。ニキビの原因アクネ菌の殺菌にも役立つ。
- ココイルグルタミン酸Na
【解析ポイント】
アミノ酸型の洗浄剤の中でもとりわけエモリエントで、単体では泡立ちが非常に少ないですが、肌に非常にソフトで、高いコンディショニング作用があります。
ベビーシャンプーやダメージヘア用シャンプーで頻出します。
- PPG-3カプリリルエーテル
【解析ポイント】
カプリリルアルコールのポリプロピレングリコールエーテルです。シリコンの代替としても用いられる他、シリコンとの併用で均一性の高い皮膜を形成し、ツヤ感をアップさせる効果も。
- ポリクオタニウム-6
- ポリクオタニウム-53
【解析ポイント】
両性コンディショニングポリマーです。シャンプーに単独使用で高いコンディショニング効果があります。
- y-ドコサラクトン
【解析ポイント】
γ-ドコサラクトンとシクロペンタシロキサン+セバシン酸ジエチルの混合で揮発性のハリ・コシ効果があります。
γ-ドコサラクトン+セバシン酸エチルには浸透性のハリ・コシ効果。γ-ドコサラクトン+トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルにはうねり・絡まりを持続的に改善、キューティクルを美しく整える効果があります。
- サガラメエキス
- BG
【解析ポイント】
1,3-ブチレングリコールのことです。
抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
- グルコシルルチン
【解析ポイント】
蕎麦に多く含まれるポリフェノールの一種で、ルチンと呼ばれる抗酸化成分にブドウ糖を結合させ水溶性にしたものです。
ビタミンCをサポートする作用もあり、美白作用、コラーゲン生成能促進作用を付与します。
- グルコシルヘスペリジン
【解析ポイント】
オレンジやレモンなどの柑橘系に含まれるフラボノイドです。
毛細血管を強化する働きがあり、また抗酸化作用にも優れる他、抗アレルギー作用もあります。
ヘスペリジンが水にほとんど溶けない成分のため、メチル基をつけて水溶性を高めています。
- レモン果実水
- フェノキシエタノール
【解析ポイント】
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はありません。
防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。
パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではありませんが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい仕上がりとなります。
- ポリアミノプロピルビグアニド
【解析ポイント】
アミノ酸系防腐剤です。主に水相部の防腐効果に優れ、少量かつアニオン界面活性剤下でも多数の陽電子を持つため安定的に防腐能力を付与します。
- クエン酸
【解析ポイント】
pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられます。
- セージ葉エキス
【解析ポイント】
シソ科セージの葉抽出エキス。抗菌作用、血行促進作用、収れん作用などを与えます。
- ローズマリー葉エキス
【解析ポイント】
抗菌・抗酸化作用・芳香を特徴とするローズマリー。ローズマリーは天然の保存料として用いられ、エイジングケアとしてもすぐれた効果が。
その他ローズマリーはリウマチやアレルギーにも効果が認められ民間薬として使用されています。
- 2キュウリ果実エキス
【解析ポイント】
ビタミン類、リンゴ酸、クエン酸などを含むエキスです。優れた保湿作用や抗酸化作用も付与します。
- タチジャコウソウ花/葉エキス
【解析ポイント】
シソ科植物でタイムというハーブの名称の方が知られているかもしれません。
防腐・殺菌作用をはじめ、血行促進、抗酸化作用を付与します。
- ラベンダー葉エキス
- セイヨウサンザシ果実エキス
【解析ポイント】
ヨーロッパ、アフリカ原産のバラ科の植物セイヨウサンザシ(中国では山査子)から得たエキス。
フラボノイドやビタミンなどを含有し、抗酸化、抗炎症、皮膚コンディショニング、保湿、収れん、美白効果などを付与。
- アルテア根エキス
【解析ポイント】
ヨーロッパ原産のアオイ科植物のビロウドイオイの根より抽出したエキスです。抗炎症作用やヒアルロン酸分解酵素を抑制し肌の保湿力を高める働きがあります。
- カミツレ花エキス
【解析ポイント】
アピゲニン含有、ヒスタミンの遊離抑制により抗炎症作用の効果があります。
- ゴボウ根エキス
【解析ポイント】
牛蒡の根から抽出。抗炎症・血行促進作用を付与します。
- トウキンセンカ花エキス
【解析ポイント】
キンセンカの花から得たエキス。マリーゴールドと呼ばれる植物です。抗炎症効果が優れています。
- グリチルリチン酸2K
【解析ポイント】
細胞レベルで抗炎症作用を示す甘草由来の抗炎症成分。
- ユキノシタエキス
【解析ポイント】
ユキノシタエキスは抗酸化作用、皮脂の抑制、育毛、メラニン生成を抑制、収れん作用、女性ホルモン様作用。
- マタタビ果実エキス
【解析ポイント】
マタタビ科木天蓼(モクテンリョウ)とも呼ばれる果実から得たエキス。シルバーパインとも呼ばれます。
角質のカルボニア化(肌のタンパク質と脂質の分解物が反応してできる黄色いくすみ)を防ぎ肌のくすみを予防します。
マタタビラクトン、ポリガモール、アクチニジンといった成分を含有し、肌の乾燥を防ぎながら透明感のあるくすみのない、クリアな肌に。
- ウメ果実エキス
【解析ポイント】
ウメ果実エキスはメイラード反応(肌の糖化)を抑制する働きがあり、肌の老化、くすみを抑制する効果を付与。
- ドクダミエキス
- サトザクラ花エキス
- アスコルビン酸
【解析ポイント】
ビタミンCのことです。水溶性成分で、抗酸化剤として働きますが、とても分解されやすいため肌や髪にはほとんど役に立つことはありません。製品中の成分の酸化を防いだりする役割が主です。
- リンゴ酸
【解析ポイント】
リンゴ酸は、天然ではリンゴなどの果実に多く含まれている有機酸のことです。
ブドウ酸を還元する方法でも合成することができます。高配合で肌に刺激となることも。髪の表面を潤滑させたり、pHを整える効能もあります。
- 香料
香りづけ。
こうしてみると天然成分が多いんですね!
その上で、髪への保湿力や育毛効果、頭皮環境を改善する効果は申し分ないかと思います。
[cc id=28536]ビオルチアシャンプーを解析した上でおすすめな人おすすめしない人
ビオルチアシャンプーを解析した上でおすすめできる人
- 美容に求めるものは質だ!という人
- 抜け毛や髪のハリコシの低下が気になる人
- 髪や頭皮に優しいものをお求めの方
- 今からエイジングケアに取り組みたい人
解析した結果、以上のような人にビオルチアシャンプーはすごくおすすめです。
髪質や性別関係なく効果を発揮してくれるのはとてつもないメリットだと思います。
ビオルチアシャンプーを解析した上でおすすめできない人
- 即効性を求めている人(ブリーチ毛をすぐにうるさら髪にしたい等)
- シャンプーはコスパが大事という人
特にハイダメージ毛の人は、初めに物足りなさや引っかかりを感じてしまうかも知れません。
3~4ヵ月継続して使用するとかなり改善できるとおもいますが、その前に「物足りない!」と辞めてしまう人も多いでしょう。
つまりビオルチアシャンプーはじっくりケアしたい人向けということですね。
あとは3,000円台(キャンペーン価格)とサロンシャンプーの価格帯ですので、コスパ重視の人には不向きかも知れません。
ビオルチアシャンプーを解析(まとめ)
ビオルチアシャンプーを成分から解析した結果、成分には非常にいいものが使われていますし、プロの知識を取り入れ配合バランスなども考えらています。
保湿力や育毛効果、頭皮環境を改善する効果は申し分なし!
ただし美髪効果についてはシリコン独特のツルツル、ピカピカ感がお好きな方には物足りなく感じるかも知れません。
あくまでナチュラルな美しさを作るシャンプーだと思います。
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