髪がスカスカ…薄毛になった時にチェックすべきポイント
髪の毛がスカスカになってきたと薄毛に悩んでいませんか?
友人や会社の同僚に髪のスカスカ具合を指摘され、初めて頭皮のハゲ具合に気が付いたという人も多いのでは?
気が付いてからでは時すでに遅し、といった感じではあるのですが、正しい頭皮ケアを行えば、徐々にではありますが髪のスカスカ具合を育毛し改善・復活させることは可能です。
「朝起きたら枕に抜け毛が大量に付着していて、そこで髪がスカスカの薄毛になっていることに気付いた」
「シャンプーの時に指に絡まる抜け毛の量が明らかに多くなってきた・・・もしかしたら髪がスカスカにハゲてるのかも」
「お風呂の排水口に抜け毛が大量に溜まってしまった」
既に髪がスカスカで薄毛の兆候は来ているのに、自分では認めたくないからと見てみないふりをしているのは髪の毛にとって良くありません。
髪がスカスカになる原因をしっかりと見つめなおし、正しい育毛対策を行えば抜け毛を減らすことが出来ますよ!
これから一緒に抜け毛対策についてしっかりと考えていきましょう。
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髪の毛全体がスカスカなのはAGAではない!?
男性の場合、前頭部や頭頂部など部分的に髪がスカスカになることがほとんどですが、中には全体的に髪がスカスカになるハゲ方もあります。
いわゆるハゲの起点が存在しないため、かえって症状がわかりにくく、気づいたら地肌が透けるほどスカスカのハゲになっていた、というケースが多いところが特徴です。
ただ、このタイプのはげ方は抜け毛が成長促進のはもちろん、髪の質が細くなりやすい傾向にあり、それが全体的なスカスカ(ボリュームダウン)につながっています。
髪全体にコシやハリがなくなる、ツヤが失われたりしたら要注意。
特にヘアスタイルを整える際、髪の根元が立ち上がらず、すぐにつぶれてしまう場合はスカスカの前兆である可能性が高いと言えるんです。
この、薄毛の症状として全体的に髪の毛がスカスカになっていく「全スカ」という症状は、もしかしたら男性特有の薄毛AGAではなく「びまん性脱毛症」や「休止期脱毛症」かもしれません。
びまんとは「広範囲に拡がる」という意味で、つむじやM字などの局所的にスカスカになる部分脱毛に対し、全体がスカスカにねることから全体脱毛と呼ばれることもあります。 びまん性脱毛症の原因は数多く、ほとんどの場合、複数の要因が重なって発症するため、考えられる原因をひとつひとつ解消していくことがポイントです。 |
せっかくなので、びまん性脱毛症の原因と考えられる要素をまとめてみました。
髪の毛の内部がスカスカの薄毛になる原因とは
髪の毛が粗しょう化でスカスカに!?
加齢の悩みのひとつに骨粗しょう症というものがあります。
年齢とともに骨がスカスカになって骨折しやすくなるというもの。
実は髪の毛にも髪内部がスカスカになるという髪の毛の粗しょう化という現象があるんです。
年齢を重ねると、頭皮の肌細胞や毛根の発毛組織が老化によって衰え、その機能が大きく低下してしまいます。
特に毛包については、30代~80代の間に全体の40%近くが減少するというデータが報告されており、髪の毛そのものが生えてこなくなる確率が高くなるんです。
さらに、頭皮環境を正常に保つために必要なコラーゲンの産生量も年齢とともに減少するため、ますますスカスカになりやすい状態に・・・。
髪の毛の曲がり角は何歳から?
「いやいや、まだ自分は若いし加齢なんて・・・」
甘い!
「25歳はお肌の曲がり角」とよく言われています。
が!!実は、髪の毛の曲がり角も、20代後半なんです。
というのも、髪の毛のコンディションはほぼ頭皮の状態によって決まります。
そして頭皮は顔の皮膚の延長ですよね。
つまり・・
「お肌の曲がり角」を曲がれば、すなわち「髪の毛の曲がり角」も同時に曲がっているということ!!
肌と違い、髪の毛や頭皮は自分では見づらい部分なので、変化になかなか気付けないんですよね。
だからこそ、手櫛をして「あれ?」と気付いた時には、髪のスカスカ具合ががかなり進行してしまっている可能性もあるわけです。
まだ若いのに頭皮がスカスカになるのはなぜ?
その原因は、今までヘアカラーやパーマを頻繁に繰り返したり間違ったヘアケアや紫外線などの影響で髪の毛に与えるダメージ蓄積が考えられます。
こんな人は髪の毛が粗しょう化しやすい
✅ヘアカラー、パーマを頻繁に繰り返している
✅トリートメントなど髪の毛に栄養を与えていない
✅髪の毛を乾かさないまま寝ることがある
✅ヘアアイロンやコテをよく使う
✅夏はエアコンの効いた部屋にいることが多い
この原因が積み重なることによって、まず髪の毛の水分バランスが崩れて、紫外線などの外気の影響を受けやすくなります。
すると、湿度が高くなると水分を吸収して髪の毛がうねり、反対に空気が乾燥すると水分が蒸発してパサパサになって静電気を発生しやすくなるんです。
そうなると、髪表面を覆っているキューティクルが剥がれるだけじゃなく、髪内部もスカスカになっていくので、だんだんと髪がスカスカになっていき・・・気付いた時には、既に遅し。なんてことも。
髪の毛のスカスカ状態や抜け毛を防ぐには?
では、いよいよ髪の毛のスカスカ対策、エイジングケアについてですが、髪のエイジングケアは、頭皮ケアから始まります。
「頭皮ケア?ヘアケアじゃなくて?」
そう。
髪を保つ上で重要なのは、生きて髪を作り続ける頭皮の中の細胞、俗にいう毛根と呼ばれる部分!
頭皮の下、毛根で、細胞分裂を続け、髪は成長していきますよね?
毛根には毛細血管が通っていて、そこから髪を維持するのに必要な栄養が供給されています。
頭皮が健康的にうるおっていて、ハリがたもたれ、毛穴に汚れがなく、血行がよく栄養がしっかり行き渡っていれば、髪のスカスカは改善され、いつまでも若々しくいられる訳です。
髪のスカスカを喰い止める育毛ポイントとは!
ここまででわかったように、髪のスカスカ対策には以下のポイントがあります。
- 頭皮をたるませない
- 頭皮の血行をよくする
- 髪にダメージを与えない
そこでおすすめなのが、バスタイムのヘアケアです。
お風呂に入ると、自然と血行がよくなります。これが、毛根の働きを活性化するのに最適なタイミング。
髪のスカスカを喰い止める育毛ケア
髪のスカスカ改善方法①
…育毛シャンプーの使用や頭皮マッサージ
シャンプーの際、髪のためにできることはたくさんあります。
シャンプーの前はしっかりと髪を梳(と)かす。
髪は濡れているとキューティクルが開く性質があり、もっとも無防備になります。
そんな時に絡まって、それを無理にほどこうとするから、切れ毛の原因になるんです。
そして、シャンプーはマッサージタイムでもあります。
髪そのものについている汚れは、実はお湯でほとんど洗い流せる程度です。
汚れているのは頭皮であって、スタイリングに使用した整髪料や、皮脂や汗などの汚れがたくさんついています。
指の腹でしっかりと丁寧に洗ってあげましょう。
その時には、頭皮が気持ち良いと思う程度に、力を入れてマッサージするように洗います。
汚れも落ち、頭皮の血行もよくなる、一石二鳥の洗い方です。
・・・とはいえ、
これらも使ってるシャンプーが台所洗剤並みの成分だと意味がないどころかスカスカを加速させるだけです。
シャンプーについての正しい選び方については、こちらの記事をみてください。
髪のスカスカ改善法②
…毛先と頭皮に育毛剤で栄養を補給
トリートメントも忘れずに
次に、髪の粗しょう化が顕著に現れやすい毛先を中心にトリートメントをするようにして、ダメージを補修して下さい。
髪の栄養を補うだけでなく、育毛成分の入ったヘアケア商品がおすすめです。
トリートメントは毎日行うようにして、成分が髪の一本一本に浸透するように丁寧になじませるようにします。
こうすることによって、頭皮に栄養が行き渡るだけでなく、今ある髪が太く、抜けにくくなります。
時間がある時は蒸しタオルを髪の毛に巻いて温めると浸透力がより高まりますよ。
髪がスカスカな男性におすすめ育毛剤
[su_box title=”医師が認めたクリニック発の育毛剤” box_color=”#316cf9″]
男性の中でもこんな人におすすめ
- 配合されている成分の質が高く、薄毛に効果的な育毛剤を使いたい人
- 育毛促進だけでなく、抜け毛の予防効果も期待できる育毛剤を使いたい人
- 育毛剤とサプリメントを併用して本格的な薄毛対策に取り組みたい人
- 発毛の担当医師が推奨する数少ない本物の育毛剤を使いたい人
髪がスカスカになるまでにはレベルがある
- 髪が細くなってくる
- 髪が抜けだす
- 頭皮がスカスカに透けてくる
- ひょろひょろの産毛だけの状態になる。
- 完全に髪がスカスカになる
という流れ。
それで、今回のスカスカ対策ですが、どの時点までなら復活の可能性があるかというと、3です。
3の時点なら、まだ髪のスカスカ具合を食い止めて、元の状態にまで復活できる可能性があります。
意外かもしれませんが、何故3の髪の毛がスカスカになってきた状態までなら復活できるかというと、答えは毛根です。
毛根さえ、まだ生きていれば髪に栄養を与えることで毛髪サイクルが戻ってまた、すこやかに保つり育ったりするから!!
だから、毛根がかろうじて生きている3の段階であれば今の現状がスカスカだろうと、ギリギリ復活は可能という訳。
今3の段階でヤバい!と悩んでいるのであれば早めに対策を取りましょう。
皮膚化してしまってからは、かなり復活するのに苦労しますから。
- 最近髪の毛がぺちゃんをなりやすい
- 全体的にボリュームがなくなった気がする
- 家系的に将来絶対ヤバイ
もし思い当たる節がある人は、今回紹介した原因に自分が当てはまるかどうか、照らし合わせながら対策していくことをオススメします。
全て既に実践してるけど頭皮や髪がスカスカな時は・・・
じゃあ全体的にスカスカになるのはAGAじゃないかというと、断定はできません。
例えば鏡を見て全体がスカスカに見えても、頭の側頭部やうなじあたりの後頭部の髪はスカスカでしょうか?
「上記画像の、前頭部、中央部、頭頂部はスカスカだけど側頭部、後頭部はスカスカじゃない」という人は、AGAの可能性が高いです。
事実、本当に最近は若年性のAGA(男性 型 脱毛 症)が増えてます。
「ハゲ=おっさんになってから」というのはもはや昔の話。
若年性のAGAが増えている原因には、食文化の変化や生活環境の変化が大きく影響していると考えられています。
もし自分の髪のスカスカが全体的にではなく、部分的(つむじや生え際)である場合は、こちらでセルフチェックできるので一度確認してみてくださいね。
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